森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

出店者情報  武藤農園(茂木町)

こんにちは。武藤農園です。
早いもので茂木に来てちょうど7年になりました。
相変わらずドタバタの毎日。
失敗を繰り返し、試行錯誤をしながら一喜一憂。
でもとても楽しいです。有機農家になって本当によかったです。
あともう少し売り上げが増えれば言う事ないんですけど(笑)。

さて、畑では今週よりソラマメがとれ始めました。
今年はまずまずの出来ではないかと思います。
マルシェにもたくさん持って行く予定です。
実はこのソラマメ、有機農法では難しいと言われている野菜のひとつなのです。
10月下旬に種をまき、越冬するわけですが、茂木の厳しい寒さ(マイナス10度にもなります)をまず乗り切らねばなりません。
冬の間に苗が大幅に減ってしまった年もありました。
そして無事に春を迎えても、今度はアブラ虫が攻めてきます。
ソラマメはアブラ虫がつきやすく、アブラ虫で真っ黒になることも。
武藤農園ではその対策として、ソラマメの近くに必ず麦を植えることにしています。
アブラ虫の天敵は?
そう、テントウムシです。
テントウムシは麦の茂みが好きなようで、たくさん住み着いてくれます。
この方法を取り入れてから、アブラムシの被害がだいぶ減ったような気がします。
でも油断していると今度はアリが。
アリはアブラ虫の出す甘い汁が好きなので、アブラ虫がいなくなると困るわけです。
テントウムシがアブラ虫を食べに近づいて来ると、アリはテントウムシを攻撃し追い払うのです。

このように有機農業の畑にはさまざまな生き物がいます。
そしてそんな畑でたくましく育った生命力あふれる野菜。
ぜひ食べてみてください!

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今回は益子町の「泉’s Bakery」さんとのコラボ出店です。
うちの野菜を使ってどんなパンができるのか。とても楽しみです。
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