森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

茂木の翁(わらじ・えびらかご)実演販売

森と里のつながるマルシェも4年目、今回で7回目の開催となります。

すっかりこのマルシェの顔となった「わら爺」こと、大町昌司さん(84歳)。
今年も元気にわらじを販売して頂けることになりました。

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そして、その大町さんからご縁を頂いた「えびら爺」こと小河力さん(85歳)。
えびらかご作りの名人です。

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県内各地でも様々なマルシェが立ち上がってきてますが、やはりこのマルシェの特徴は、地元のご老人にも楽しくご参加頂いているところだと思います。心も体も喜ぶ、安心・安全な食べものをきっかけに、お子様からご老人まで幅広い世代が楽しめる場所に成長してきました。そして、ここから生じる有機的な繋がりこそが、本当の意味での「オーガニック」ではないかと、あらためて思う今日この頃です。

茂木町の歴史や文化を知り尽くしているお二人の翁。
戦後の数々の困難を乗り越え、この茂木町の豊かな自然を守ってきました。
マルシェ当日は、是非ともお声をかけて見て下さい。
茂木町の昔話しが聞けるかもしれません。

そして、茂木町では、そろそろ蛍が飛び交い、梅が実る季節です。
今年は、親子もしくは3世代でわらじを履いて蛍観賞、えびらかごで梅干し作りなど如何でしょうか?

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これからも、森と里のつながるマルシェが、世代間、地域間の垣根を越えて進化を続け、この茂木町が、いつまでもホタルが舞い、ミツバチが飛び交う、豊かな里山であってくれることを切に願っています。

文責 実行委員 野原典彦