森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

WORKSHOP 原木シイタケ摘み取り体験

今回、茂木でも特に原木シイタケ振興への強い想いを抱く桧山宗一さんのご厚意から

放射能の影響がないほだ木をお預かりし、会場内でほだ木から直接シイタケを収穫するイベントを予定しています!

もちろん相当厳正な生産基準をクリアし国から出荷制限を解除されている凄い生産者さんのほだ木です。


時 間:①11:00~ ②14:00~

場 所:八雲神社参宝殿東側の後ろ、琴平神社・菅原神社前。

体験費:200円/100g 一人500gまで。

定 員:10名/各回



~~~茂木町の原木シイタケ?大丈夫?美味しい?~~~

茂木町の広葉樹林は昔から維持され続け、茂木特有の里山の風景を創り出しています。
その中でも全国に誇れるほどに振興をしていたのが、原木シイタケ(特に乾燥シイタケ)でした。
コナラを萌芽更新し続け、もはやこの地に根差した風土と呼んでよい産業だったわけです。

ですが、東日本大震災放射能事故により県全体で生産自粛。
町内の出荷だけでも100名を超える生産者が丹精こめてきたほだ木、シイタケ類を全廃棄し、
高齢やコストなどから多くの方が廃業を余儀なくされました。
萌芽更新は木が太くなると難しくなります。切り出せずに管理できない先祖代々守ってきたコナラ山が藪に覆われ、蔓フジに木を枯らされる。
どれほどの人達が悲しんだでしょう…

それでも原木シイタケ振興のために、町・県・国の厳正な出荷体制管理等をクリアし、
生産者の個別単位で出荷制限を解除された方が茂木では十数名おります。
お分かりだと思いますが、全てを廃棄し、0から、収穫まで2年近くかかる生産を再開するこの方たちの情熱は図り知れません。

今回のほだ木もそうですが、放射能の影響がない九州産のクヌギ類で生産を再開しています。
少しづつですが、万が一にも基準値を超えない相当厳正な検査をクリアした町内コナラ山も利用され始めています。

和の基本とも言える繊細な料理や出汁、それは昔から受け継がれてきた原木シイタケもあってこそ。
菌床シイタケ以上の生命力に溢れた香り高い、肉厚の原木シイタケ、摘み取ってみませんか?



!!!重要なお知らせ!!!

第10回『森と里のつながるマルシェ』に、真岡鐡道を利用してのご来場をお考えの方へ、SL運休のおしらせです。
機関車の故障・修理のため、11月10日・11日は、SLは運休となる旨の広報がありました。
詳しくは、真岡鐡道のFacebook、HPをご覧ください。
真岡鐵道株式会社
http://sl-96kan.com/t-news/%E3%80%90sl%E3%82%82%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%80%9111-10%E5%9C%9F-%E5%8F%8A%E3%81%B3-11%E6%97%A5-%EF%BD%93%EF%BD%8C%E3%82%82%E3%81%8A%E3%81%8B%E5%8F%B7%E9%81%8B%E4%BC%91%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%8D/


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