第10回森と里のつながるマルシェ開催のお礼
先週11月11日(日)秋晴れの中、森と里のつながるマルシェが無事開催されました。
2014年に第1回がスタートして年に2回、今回が第10回目となりました。
秋の里山の魅力あふれる豊かなマルシェ。
原木しいたけのつみとり体験をしたくてと、親子連れ。
原木しいたけ栽培を続けていくことが茂木の里山を維持管理、守っていくことにつながります。
お孫さんとおばぁちゃんが仲良くご来場。
お子さまから年配の方までが楽しめるマルシェ、これ、実は実行委員会で以前から目指していた裏テーマ(笑)なんです。
間伐材でつくった積み木遊び、えびらづくりやかご編み実演、空と森のようちえんによる森の遊び場ワーク、茂木の民話。。
さらに茂木高校生や宇大生たちが、マルシェ運営をサポートしました。それは里山文化を未来、次世代へつなげる希望!新しい風!
久しぶり~。ご無沙汰してるね。元気だった?
出店者と来場者が、出店者同士が、来場者同士が、仲良く挨拶を交わしている。
先日生まれた赤ちゃんを見せている。お昼に食べにきてよと、お誘いしている。昼休みに駆けつける。
そして、地元茂木町民の方が、別地域のご友人を誘って一緒にマルシェを楽しんでる様子も垣間見れ、オーガニック交流の着実な拡がりを感じています。
当マルシェのコンセプト
「森と農と人がつながり心や体も喜ぶ食や文化をみんなで分かち合いつないでいく明るく楽しい交流の場です。」
10回目の節目となった今回のマルシェ。コンセプトが十二分に感じられるマルシェを、ご参加頂いた皆さんで作り上げられたのでは、と思います。知人曰く、森里マルシェは発幸してる!
出店者の皆さま、サポーターの皆さま、実行委員の皆さま、そしてご来場いただいた皆さま、皆さまのおかげで今回も茂木町という里山の、魅力あふれるオーガニックマルシェが開催できました。本当にありがとうございました。
次回開催予定は来年11月17日(日)
今後春のマルシェはしばらくお休みとし、次回以降は年1回、収穫の秋11月の開催を予定しております。
実行委員メンバーの充電期間を設け、メンバーそれぞれが成長し、森里マルシェもさらに魅力のある、さらに発幸の進んだマルシェとなりますよう皆で力を合わせていきます。
これからも森と里のつながるマルシェをご愛顧下さいますよう宜しくお願します!!
実行委員 松原努
11月11日のマルシェの様子を振り返ります part2
引き続き、当日の様子を振り返ります。
当日取材:宇都宮大学3年生 三浦豊さん
⑬ 自然農園空土ファーム さん
無農薬無化学肥料を使用した野菜を販売しています。
イチオシはチビじゃがの詰め放題
画像3枚目から分かるように、この量で100円というのは破格です笑
⑭ Cafe黒猫館
真岡にあるカフェを営んでいる方が出店。
茂木が地元だそうで、マルシェに対する思い入れも強いように感じました。オススメは和風ポトフでしたが、取材した際には既に売り切れに...(笑)
茂木の特産の柚子を使った柚子ソーダもオススメだそうです。
⑮ 佐々木康弘 さん
茂木6年目にして初出店。
益子の陶器市などに出店はしているそうですが、茂木マルシェにはそれとは違い、緩やかな雰囲気があると語っていました。
重たいイメージがある益子の陶器を、もっと日常生活で使いやすいようにする事をを意識しています。4色程の色を使い分け、色のバランスを大事にしています。
⑯ 千とマロン さん
今回が、2回目の出店。
マルシェの約10日前に急遽出店が決まり、急いで準備を行なって今日出店されたそう。
普段、コーヒーはオーガニック、食材は地元、季節のものを使用するようにしているそうです。
今回出しているメニューには、マルシェ出店農家さんをはじめ、茂木でとれた食材を使用! 一番のオススメは農園ソワーズさんの原木生しいたけをたっぷり入れた豆乳チャウダーです!
⑰ ポランコロ さん
今回のマルシェのリーフレットを手がけてくださっていますが、基本は雑貨作りに重きを置いています。
商品は一つ一つ手作りで、今回一押しの「うさぎのぬいぐるみ」はオーガニックコットンを使用。手触りも良くて、とってもキュート。
『来てくださった人に温かい気持ちになって欲しい、色んな人が出会う場を作りたい』という思いで出店されています。
ちなみに、『ポランコロ』の『ポラン』は宮沢賢治の作品から、『コロ』は出店者にとって人や草花の笑った感じ(ころころ笑う、みたいな)のイメージからきてるそう。
⑱ マロビネ さん
今回のオススメは赤レンズ豆のカレー
実行委員会の方から声をかけてもらって、やってみたい、挑戦したいと思って出店することを決めたそうです。
普段から玄米菜食を心がけて、手に入る限りはオーガニックの食材を使用するようにしているそうです。
固定のお店は持ってなくて、今は益子にある『ヒジノワ』というコミュニティスペースで場所を借りて時々お店を開いています。
今後少しずつ活動の幅を広げていく予定。
興味のある方は、http://www.marobine.xn--com-rg4b4d0b8gra/!
⑲ iipan さん
今回のオススメは砂糖などを入れず、リンゴの甘みだけで作るアップルパイ🍎
秋限定なので、今回来れなかった人は是非お店に足を運んでみてください!
ビタミン、ミネラルが豊富で、香りも良い食用のいぐさを使用した珍しい商品「いぐさのマフィン」もここでしか味わえません。
⑳ HIKARI SHOKUDO さん
ヴィーガンのご夫婦が、オーガニックの食材にこだわったメニューを提供するお店です。
消費者に「安心・安全」を届け、その食材の良さを広めていくことで、自然農法や有機栽培に取り組む農家さんの支えになればと考えています。
アレルギーがあっても家族と同じものが食べられる当たり前の幸せを感じてほしいという想いのもと、アレルギーにも対応した商品づくりを行なっています
冬限定で作っている『ガトーショコラ」はアレルギー品目27品目全て不使用!
普段はレストランをメインに行なっており、イベントでの出店時は菓子メインの販売を行なっています。
今回買い逃した人はイベントの時を狙ってみては?
那須塩原にも店舗があるので、そちらで買うことも出来るかもしれません!
㉑ けこちゃんの雑貨屋さん
雑貨製作者がお店に立つのは今回が初!
『カワイイ』が溢れる商品が並ぶ女の子には堪らないお店です。
オススメの商品は『蜜ろうラップ』。
まずは蜂を育てるところから始まり、そのあと蜂の巣を煮て蝋を取り出し、そこから商品づくりを行なっていく。
なんと製作に1年もかかるこの商品、それだけの手間がかかっているのに、販売価格は通常の半額! これは買わなきゃ損!
オシャレな「布マスク」はドイツから生地を取り寄せるこだわり具合。今回お店に立って実際にお客さんと触れ合ったことで、これからもっとお客さんに喜んでもらえる商品づくりをしていきたいと思ったそうです。
ついでに、甘くて大きな柿も1個100円で販売されていました(笑)
㉒ 珈琲工房 みつばちの里 さん
今回が初出店。今まで茂木マルシェの存在は知らなかったそう。旦那さんの珈琲好きが高じて始めたお店はまだ開いて間もないと言います。
『新鮮なものを届けたい』ので自家焙煎、豆はその場で引くことがこだわり。豆の選抜から最後まで丁寧に豆と向き合っています。
那須烏山でお店をやっているが、土日オンリーの予約制です。
自家焙煎珈琲豆の販売のみならず、珈琲淹れ方教室やイングリッシュcafe、日本みつばち巣箱設置も開催。
ちなみに養蜂は、東京の友人から巣箱を渡され6年前から始めたそうです。
㉓ 羽石さん
今回、マルシェが10回目という節目での初参加。
フジやアケビのツルで作ったカゴを販売しています。私が取材した時間には殆どのカゴが売り切れてしまっていました...(笑)
頑丈で使い勝手がいいカゴだと思います!笑
㉔ 原木シイタケつかみ取り体験
原木に植えられた100g200円のシイタケをつかみ取りすることが出来ました。
私が取材に伺った際にはかなりの数のシイタケが摘み取られた後で大人気であったことが伺えました。
㉕ 宇都宮大学 農学部 農業経済学科 西山ゼミ
遅れましたが最後の投稿になります。
私たち宇都宮大学 西山ゼミの紹介になります。
西山ゼミでは"No Farms No Future"をキーワードに、日々勉学に励んでいます。
今回のマルシェでは、来場者の方々に、マルシェに来た目的や年齢、性別、意見を幅広く調査しました。
前回のマルシェでも同様の調査をさせていただき、実行委員会の方々には、調査結果を一部参考に今回のマルシェを実施していただきました。
アンケートの集計や分析はこれからの作業になりますが、今回も次回の開催に向けてよりよい調査結果を報告できるように分析を進めてまいりたいと思います!
以上となります、どうでしたか?
今回もゆったりとした時間の中で、笑顔があふれていましたね。
宇大の三浦さん、取材お疲れ様でした!
11月11日のマルシェの様子を振り返ります part1
みなさま、第10回森と里のつながるマルシェはいかがだったでしょうか?
マルシェ当日はお天気にも恵まれて多くの方の笑顔と出会いなどがありましたね。
本当にありがとうございました。
実行委員長からのご挨拶前ですが、当日いらっしゃった方や、ご事情で来れなかった方、どうぞ当日の出店の様子などを改めて
思い返していただけると幸いです。
当日取材:宇都宮大学3年生 三浦豊さん
①中野水田除草研究所 さん
オーナー制の田んぼを募集されている方々でした。中野さんはオーナーであるお客様と田んぼの作業をする農家の橋渡し役をされています。
オーナーであるお客様は、2回の除草と収穫後の分配作業を行うだけで約150kg以上の無農薬米を収穫できます。これを実現させているのが、特許を取得した中野式除草機です!
② Cafe-Ray さん
ジャパンホーム ベーキングスクールという料理教室で教師をされてる方がこだわりのパンを出品されています。
天然酵母を使用したパンで、強力粉は無農薬無化学肥料から作られています。レーズンやカボチャ、グランベリー等も有機農法で作られているそうです!
③ オプカヤ さん
ニホンミツバチから採れたはちみつをロウにしたみつロウを販売しています。
おぷかや の"おぷか"は茂木町の小深(おぶか)地区をなぞらえたもので、その小深地区で採れたはちみつを使用したものだけを販売しています。
みつロウの使い方は、ハンドクリームや石鹸、オイル、洋菓子など多種多様です。普段はどこへ向けても販売しておらず、年2回開催されるマルシェでのみ販売されているそうです。
④ よつ葉生活協同組合 さん
普段生協で販売されている商品をこちらで販売しています。
だしつゆ、ポン酢、醤油、マヨネーズ等の調味料は全て国産のものを使用しており、添加物や農薬は一切使用していないそうで、『子供が毎日食べても大丈夫』な商品を販売しています。
イチオシの商品はあらびきウインナー!
⑤ 農園ソワーズ さん
煎った黒落花生とピーナッツバターを販売しています。
黒落花生は、普通の落花生とは皮の色が違うのは勿論ですが、味や油分、栄養分まで違うそうで栽培も難しいそうです。
購入してくれた方には画像右にある落花生のアクセサリー?のプレゼントもあります笑
⑥ 丸山木工所 さん
普段はテーブルや椅子を受注生産メインで販売されています。
今回のようなこだわりの食器を販売されるのはマルシェならではだそう。
⑦ 空と森のようちえん あいうえお さん
出店者と参加者のお父様お母様方のお子さんのお守りを引き受けてくださっています。
今回はもみの木作りに加え、紙鉄砲の体験をすることが出来ます。
⑧ 実行委員のみんなのスープ
実行委員の方々が持ち寄ったこだわりのブレンド米を生姜丼としてメインに添え、みそ汁と卵も提供しています。
全てがこだわりによって作られています。
⑨ 茂木自然養鶏会 さん
こだわりのオーガニックの卵と竹かごを販売しています。
鶏は平飼いで、餌である大豆、牡蠣殻、コメの皮などは相当選び抜かれた上で飼料として鶏に与えられているそうです。
竹かごに使われている竹は茂木町のものを使用しており、竹林の整備に一役買っているそう。
茂木町では竹の増殖が問題になっているらしく、その解決策の一つとして今回のような竹細工が用いられていると仰っていました。
⑩ Anne Elizabeth Farm さん
ピクルスを中心にドライフルーツやジャム、シシトウを販売しています。
ピクルスは、ウリ、オクラ、インゲン、ゴーヤ、シシトウと種類が豊富。
販売主さんが海外の方ということもあり、ピクルスの材料が日本とは違っています(主に酢が違うそうです)。
ゴーヤとシシトウ以外はハーブも使われているそうです。
⑪ 村田努 さん
自家製のこだわり無農薬野菜を格安で販売されています。
取材した際は15種類の野菜がありましたが、既に完売したお野菜もあります。大人気です笑
⑫ 茂木家具建具組合 さん
マツとヒノキの間伐材を再利用した積み木を販売しています。
この積み木に使用されている間伐材は、元々捨てるしか使用価値が無いようなものだったそうで、それを何とか再利用できないかと思い、商品化したそうです。
商品名の『もっくいっく』は木育という言葉が由来になっており、小さい子供達にウッドスタート(※)のきっかけにしてほしいとの思いが込められています。
※ウッドスタートは、「木」を真ん中に置いた子育て・子育ち環境を整備し、子どもをはじめとする全ての人たちが、木の温もりを感じながら、楽しく豊かに暮らしを送ることができるようにしていく取り組みのことを言います。
第10回 森と里のつながるマルシェ 本日開催致します!
第10回 森と里のつながるマルシェ 本日開催致します!
茂木町八雲神社にて10時~15時
少し肌寒い朝を迎えておりますが日中は過ごしやすい陽気となりそうです。
収穫の秋、味覚の秋、
里山・茂木のオーガニックマルシェをどうぞお楽しみ下さいませ。
心穏やかに素敵なマルシェになりますように。。実行委員一同
※本日、ツインリンクもてぎ様のイベントが開催されます。道路が混むことも予想されます。お時間に余裕を持ってお越し下さいませ。
※今回の駐車場は茂木町役場駐車場、満車の際には町民センター駐車場となっております。これまでの駐車場グリーンパークとは違いますのでお気を付け下さいませ。
※本日、真岡鉄道SLは修理のため運休となっております。