森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

森と里のつながるごはん会

先週土曜日に、実行委員、茂木町内の出店者、サポーターの学生さんたちとの交流会を行いました。
今回お料理を担当してくれたのは、茂木高校調理部です。
彼女たちの何名かは春のマルシェでもサポーターとして参加してくれていました。
もう一歩踏み込んでいっしょにに何かできないかしらと考え、この秋の収穫の季節に合わせた里山の献立を作ってもらい、地元で採れる旬のお野菜、そして新米を使って調理してもらったのです。
中間試験を間に挟みながら、週に一度の部活でミーティングを重ね、献立作り、材料選びと段取り、幾つかのメニューの予行練習も行いました。
当日は、限られた時間の中で、約40人分の料理をつくりました。

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人参の皮も大根の皮も、すべて細かく刻んでおやきの具にしました。
春菊を丁寧に処理して柚子の果汁で整えて和え物にしました。
ホクホクのベニアズマで大学芋をつくり、オプカヤ日本ミツバチの蜂蜜と百年ゴマで仕上げました。
焼き込みごはんもお味噌汁も、デザートまで、参加者みんなに美味しく食べていただけたと思います。

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背景に物語のある一つ一つの材料を大切に使ったこと、心を込めて作った手料理で喜んでもらえたこと、高校生の彼女たちのやわらかい心で感じたことはきっと彼女たちの手でまた次の世代につながる時が来るのだろうなと想像します。
同じ時間を過ごし、いっしょに取り組めた私たちにとってもとても嬉しい経験でした。

出店者情報 相馬紳二郎(モノづくり探究者)

渋なめし革の靴、鞄、小物、ベルトバックル、ブリキの皿
ヌメ革や染め革を使った手縫いの注文靴(底材はタイヤ)や鞄、小物
ベルトのバックル等の金具も自分でつくっています。
建築廃材のブリキ等で、皿やチリトリもつくっています。
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出店者情報 佐々木康弘【茂木町】

茂木町の飯地区在住の陶芸家・佐々木さんのご紹介です。
作品の特徴は、複数の釉薬を使用した「掛け分け」という技法で、
土や釉薬は益子の伝統的なものを使いながら、モダンなデザインです!

佐々木さん「日常で使いやすいことを前提に、食卓で使う想像が広がるうつわ作りを目指しています。
複数の釉薬をひとつのうつわに用いるので、焼き上がり完成したものが、まとまりのないものにならないよう、バランスを考えて制作しています。」

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【出店者情報】オプカヤ 茂木町小深地区

ここ茂木町小深地区には那珂川を望む豊かな自然と
心豊かに暮らす方達がたくさんおります。
マルシェではこの土地で育んだ愛情たっぷりの産物を皆さんにご提供します。

・日本ミツバチの会会長 町井久夫さんの
自然の乳酸菌がたっぷりの非加熱の蜂蜜、
その蜂蜜がたっぷり入ったハチミツレモン、蜜ろう等・・
ニホンミツバチが住める里山を育てる会
・酪農家 矢野さんの無農薬米(ゆうだい)のすくい取り大会
・町井さんちの100年ゴマ
とても愉しい皆さんです。オプカヤブースで
楽しくおしゃべりしましょう。
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