森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

【森里インタビュー】味噌づくり体験!

皆さん、こんにちは!
森里オンラインマルシェが無事に終了いたしました。
皆さんのもとにもお届けできたでしょうか・・・?

さて、本日のトークテーマは・・・
「味噌づくり」です!!

味噌づくり体験

実は森里実行委員・松原努さん(自然農園空土ファーム)が
主催の「味噌づくり体験」にお招きいただき、
宇都宮大学3年の私(近藤)と黒子さんで手作りお味噌に挑戦・そしてサポーターとして体験のお手伝いをさせていただきました!

「手作りお味噌なんて作ったことないけれど大丈夫かな...?
でも作ってみたいなあ~!」
といった、不安な気持ち・楽しみな気持ちをもちつつ、
体験に行ってまいりました!

現地に到着し、まず最初にお会いしたのは
今回お招きしてくださった松原さんと、社会福祉協議会のYさん。松原さんとYさんは笑顔で私を迎えてくださり、
「一緒に頑張りましょう!」と言ってくださいました。
体験まで時間があと少しということで緊張感を持ちながらも、
今回の味噌づくり体験がうまくいくよう、
しっかり準備にとりかかりました。

そして参加されるご家族の皆さんの到着です。
緊張感のあった会場はご家族の明るい挨拶で一気に和みました。初めてお会いする方ばかりでしたが、今回の味噌づくり体験をとても楽しみにしていて、私たちの準備のお手伝いをしてくれる子もいました…!茂木の子は優しくて元気あふれる子ばかりで本当に素敵ですね✨

味噌づくりの背景を話す松原さん

私達の準備も終わり、身支度も整え、
いよいよ体験の始まりです!

まず最初に、松原さんより今回の味噌づくり体験の説明です。
今回の体験、実は、材料となる「茂木の在来大豆の種まき」から行われていて、今回は最後の「寒仕込み」の作業になります。一年を通して味噌づくりを体験してきたのですね。
松原さんからの説明を聞き、やる気に満ち溢れた子供たちが自ら率先して味噌の寒仕込み作業を始めました。

今回使用した材料

まずは、圧縮袋に「大豆5㎏」(無農薬・小深在来)を入れ、足踏みで大豆をつぶしていきます。勢いよくかけっこのように足踏みをする子もいれば、お母さんや友達と肩を組んで回りながら足踏みをしたり。
本当に楽しそう...!!私達も負けずに頑張りました...(笑)

大豆をつぶすために足踏み

次はつぶした大豆に「天日塩630g」と「塩麹1.2㎏」(無農薬・空土ファームおだ掛け米)、種みそを入れてなじませていきます。この作業が意外と大変...!
なかなか混ざらず、時間をかけてなんとかなじませました。

その後は、なじませたものを樽に入れていきます。
ここでお味噌に空気が入らないようにするのがポイント!
ハンバーグを作る時のように、手でうちつけながら空気を抜いていきました。耳たぶサイズを手に取り、思うがままにうちつけていき、さらに空気が入らないよう、樽の中に詰めていきます。

空気を抜く
お味噌を樽に詰める

すべての味噌を入れることができたら蓋をします。
あとはご家庭で「重し1~1.5㎏」をのせ、8月ごろまで
保管するのみです!
工程だけ聞くと簡単なように思えますが、家族みんなで
協力しながら、1時間ほど時間をかけてしっかり行いました!

寒仕込み完了

ここで味噌づくり体験の終了です!
大変な作業もありましたが、みんなで協力しながら
行ったのでとても楽しかったです!

その後は参加者の方で感想共有をしたり、昨年作った味噌の試食をしていただきました!

参加したご家族の感想

参加してくださったお父さん・お母さん方からはこんな感想が・・・!

「1人ではできなかったことが、みんなでやったらできるようになった!なかなか子供たちだけではできないことだから良い経験になった!」

「作る手間がかかっていることが、子供たちの食育にもなる!
子供たちが市販で購入するお味噌だと満足できなくなってしまった(笑)それほど、手作りお味噌は美味しい!」

「自分たちの住む町にもこんな体験ができればいいのに…!
(他の町から参加された方)」

子供たちだけでなく、親御さんも含めてご家族みんなが楽しむことができた、学ぶことができた経験だったようですね✨

味噌づくりを楽しむ茂木っ子

松原さんからのお言葉

そして主催の松原さんから

「食の背景を知ることでさらに食が豊かになる。この言葉を実感できるような体験になったと思う!命をいただいているという感謝の気持ちを子供たちにはもっていてほしい」

松原さん

私達も大学で食と農について学んできました。
「私たちが口にする食べものがどのように作られているのか。どんな人が作っているのか。」というのがとても大切です。
食べ物のできるプロセスや生産者との顔の見える関係こそが
私たちの毎日の食生活にちょっとした楽しみを与えてくれます。そのため、今回の松原さんの言葉にはとても共感いたしました。

昨年のお味噌

まとめ

この体験を通して、改めて食のありがたみを学ばせていただいました。また、茂木町に住む方々の温かさ・子供たちが食を楽しんでいる様子をみて、私達もとても充実した時間を過ごすことができました。幼いころから食のありがたみを感じることができる経験というのがなかなかなく、今回初めて味噌づくりを体験しましたが、さらに味噌のことを知り、楽しむことができました。
「自分たちの住む町にもこんな体験ができればいいのに…」
本当にその通りだと思います!

今後もこのように食の背景を知り、食を楽しめるような輪を
「森と里のつながるマルシェ」を通して、より一層広めていきたいですね✨

私達に貴重な経験をさせてくださった松原さん、一緒に味噌づくり体験を盛り上げてくださったYさん、そして一緒に楽しく味噌づくりをしてくださった茂木の子供たちとご家族の方、
この度は本当にありがとうございました!

森里マルシェ実行委員 近藤

先人より受けついだ、
自然豊かな命あふれる里山を、
守り続けたい!

未来の子供たちにつなげていきたい!

2013年、茂木町の有志が集い、立ち上げた
オーガニックマルシェ
「森と里のつながるマルシェ」。

里山ならではの、
こだわりのオーガニック商品を
どうぞお楽しみ下さいませ♪

森と里のつながるマルシェ実行委員会

森と里のつながるマルシェ実行委員会