森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

【森里インタビュー④】里山で第2の人生!神林さん

インタビュー企画第4弾。今回は河井地区で、はちみつ石鹸の制作とみつろうラップの普及販売活動を行っている神林桂子さんだ。販売の傍ら、「空と森のようちえん あいうえお」「自由な学び舎 子どものはらっぱ」のスタッフとしても活躍中だ。''けこちゃん''の愛称でも親しまれている彼女はどのような想いを抱いているのだろうか。

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写真右:神林桂子さん 写真左:町井久夫さん
蜜ろうの魅力は奥深く・・・

6月某日、私たちは神林さんのもとにおじゃました。穏やかな口調と笑顔で私たちのインタビューに答えてくれた。
元々は東京で仕事をしていた神林さん。結婚を機に茂木へと移住してきた。ミツバチとの出会いは勉強会だ。「せっかく田舎に来たんだから、ここでしかできない楽しいことをしたいなぁと思って。畑とか蜂を飼うとか」今では、はちみつ石鹸の制作、町井さんの蜜ろうを使ったみつろうラップの普及と販売を行っている。「町井さんをはじめとして、素敵なはちみつや蜜ろうを作ってくださる方が沢山いらっしゃる。それら有効利用したいというのが今のコンセプトです」

思い返すと、私たちがみつろうラップに出会ったのは、昨年11月に開催された、森里マルシェの交流会の時だった。ゼミのメンバー複数名で参加させていただいたのだが、全員が(特に女子メンバー)が衝撃を受けたのがみつろうラップだ。''何度でも使える''''抗菌作用もある''''しかも布の柄かわいい'''溢れる魅力に釘づけになっていたことを覚えている。その時も神林さんはニコニコと微笑みながら私たちのことを見守ってくれた。

ミツバチのために、子供たちのために

神林さんは7、8年前から自宅の庭でミツバチの飼育の挑戦も行っていた。しかし、待ち受けていたのは厳しい現実だった。「分蜂もして数も順調に増えてきていたのだけれど、数年前からすぐ死んじゃうようになってしまって」原因は自宅付近の柿畑だった。「年に何回も、空がまっしろになるくらい薬を撒くの。『果樹の生産には農薬が必要だ』という生産者さんもいるけれど、ミツバチは薬にとても弱いから」地区には農薬を使わずに果樹栽培に取り組む方もいるが、根強いのは慣行栽培だ。「アイデアと手間をかければ、人体にも影響がでるような強い農薬を使わなくてもすむ。孫の代ことも考えて欲しいけれど、なかなかね…」みつばちは''環境のバロメーター''だと神林さんはおっしゃった。ミツバチにとって暮らしやすい里山は、きっと私たち人間にとっても、そして未来の子供たちにとって暮らしやすいのだから。

180度変わった生活…でもそれがしあわせ!

「茂木にきて人生が180度変わりました」神林さんが笑顔で語る。「東京ではバカみたいに働いて、居酒屋が私の夜ご飯という感じで。けれども今はオーガニックのものに変わって…茂木に来てから''第2の人生''がスタートしたなって思います」 大きな変化があったのは食生活だけではない。「東京で働いていた頃も福祉系の仕事はしていたんだけれども、建物の中で過ごすことが多くて。でも今は(子どもたちとも一緒に)外でのびのびと。アレもコレもソレも、と色んなことができる。しあわせです」
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みつばちの魅力、無限大。
(文・構成:菊池 写真:山田)

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morisato-m.jimdofree.com

開催期間:6/26(土)~7/10(土)