森と里のつながるマルシェ

土に根ざした暮らしを見つめ直すオーガニックマルシェです(開催場所:栃木県茂木町)

【森里インタビュー】自分にできることで誰かを幸せに-「感謝」と「おかげさま」-【2022冬編③】

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インタビュー中に綺麗な虹が!

森里インタビュー2022冬編第3弾。
今回は自然農園空土ファームの松原さんへのインタビューです!
第3弾となる今回のインタビューでは、松原努(まつばらつとむ)さんの学生時代に記憶を遡り、将来の夢や熱中していたことなど、学生時代の松原さんから、現在の松原さんにつながるルーツ探っていきます!
知られざる松原さんの過去が明らかに!?それでは早速のぞいていきましょう〜!
(前回のインタビューはこちらから)

バンドマンに憧れた学生時代

いつも温厚で人当たりが良く、落ち着いた雰囲気のある松原さんですが、学生時代は長髪で、革ジャンにブーツを履き、Theバンドマンの風貌をしていました。(全く想像がつかない…。)
中学からギターを弾き始め、高校ではなんと学園祭でギターを演奏した経験も!大学時代には吉祥寺のライブハウスで演奏するなど、当時流行っていたハードロックにどっぷりと浸かったイケイケな学生時代を過ごしました!

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現在の松原努(まつばらつとむ)さん
ギターで深まる人とのつながり

そんな学生時代を過ごした松原さんの経験は意外な形で色々な活動につながります。
そのひとつが小学校での「ギター読み聞かせ」です。
ギター読み聞かせ…?なんだそれ?となっている方もいるのではないでしょうか。
例えば、読み聞かせでクイズを出して、クイズっぽいBGMをセルフで弾く、みたいな。まるでギター漫談のような読み聞かせで、とっても愉快ですよね!斬新!
でも松原さんの娘さんはちょっと恥ずかしかったみたい…お父さんやめてよ!って(笑)

また、就農する以前、福祉作業所の有機農業スタッフとして働いていた松原さん。そのつながりで、友達作業所という福祉作業所で開催されたクリスマス会に参加した際も、ギター読み聞かせをしたり、クリスマスソングを歌ったりと、ギタリスト松原が大活躍!
このようにして様々な形でギターを活用したことで、小学校の先生や福祉作業所の方々とのつながりがより深まっていきました。

自分にできることで誰かを幸せに

『自分のやれることをやり尽くして、それでみんなに喜んでもらえれば幸せかな』
ギター読み聞かせをした松原さんの根底にはこの想いがありました。

例えば、坂道でカートを押して歩いているおばあちゃんがいたら、
『おばあちゃん〜助手席乗ってくかい?』と声をかけて助手席に乗ってもらう。
『そうすると、ひょっとしたらそのことだけで、おばあちゃんはしばらく幸せ感がハッピーでいられるかもしれないでしょ??』

初めは声をかけるのに恥ずかしさがあると松原さん。
しかし、自分が周りの人と周りの環境に生かしてもらっていることへの「感謝」「おかげさま」という気持ちを胸に、自分にできることはなんでもやっていきたい、その想いから、そういう時に素直に声をかけられる大人でありたいと言います。

そして、いつまでも「謙虚さ」を大切にしたいと松原さんは言います。
大人や親になると、頭を下げる機会や感謝する機会が減って、いつしか「謙虚さ」がなくなってしまう。松原さんはいつになっても謙虚でいるために、毎日神棚を綺麗にし、これまで代々子孫をつないできてくれたご先祖様に感謝をし、毎日頭を下げています。

このような気持ちから「自分にできることでみんなを幸せにしたい」という松原さんの軸といえる温かい想いが生まれています。
「ギターが弾ける」という松原さんらしさのある特技を生かしたパフォーマンスを通して、たくさんの人を楽しませてきた松原さんは、まさに自分にできることで周りの人を幸せにしてきたと言えますね^^

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想いを語る 松原さん
オーガニックで里山を元気に

そんな松原さんの今後の目標は「茂木有機の会の無農薬野菜を使った学校給食を促進すること」です。
茂木の学校給食に無農薬野菜を増やしていくことは、子育てをするママさんや有機農家さんに良い効果をもたらします。
ママさんにとっては、普段は高くてあまり手が出せない安心・安全な無農薬野菜を給食で提供してくれるのは嬉しいこと。子供の数が減るなど、子育てに関してマイナスな話題が多い中で、とても明るいニュースになるでしょう。
有機農家さんにとっては、学校給食に無農薬野菜が使われているは励みになります。また、野菜の売り先が増えるので生活の安定につながるという効果も見込めます。

総じて、松原さんはいずれこの無農薬野菜が使われる学校給食が茂木町の大きな魅力になると考えています。
茂木を「食」の観点から、子育てのしやすい町に。
そして有機農家さんの活躍の場を拡げ、有機農家さんがより暮らしやすい町に。

無農薬野菜を使った学校給食を促進することは、「茂木町全体を幸せにすることにつながる」と言っても過言ではありませんね。目には見えないけれど、きっと松原さんはこれからもたくさんの人を幸せにしていくのでしょう。私もきっとその1人ですね^^

ぜひ松原さんが出品される無農薬野菜で、みなさんも身の周りの誰かに幸せをお裾分けしてみてください^^

自分が周りの人やその環境に生かしてもらっていることの「有り難さ」への「感謝」、そして、いつどんな時でも感謝の気持ちを心がける「謙虚さ」こそが、松原さんがたくさんの人に信頼され、いろんな人とつながることができる理由なのかもしれませんね。
ん?つながる…?つながるマルシェ…。あ、やっぱりつながっちゃった(構成:西山ゼミ3年 林)

(写真:西山ゼミ4年山田)

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